今回は宣材写真を撮るときの服装についてご紹介します。
この記事は
- 宣材写真を撮るけど、どんな衣装を用意すればいいか分からない
- 今の宣材写真の衣装が微妙で撮り直したい
といった方向けの記事です。
この記事を書いている私は、元々プロのモデルとして活動していました。
- プロのモデルとして約10年間活動
- 日本モデルエージェンシー協会のモデル事務所に所属していた
- 現在は芸能事務所で新人モデルの指導を行う
モデルになりたいと思った10代。誰もモデルになる方法を教えてくれる人はいませんでした。
色々失敗しながら、何とかプロのモデルとして活動できるようになりました。
自分がモデルを始める時にこれを知っていたら、もっと苦労せず活動できたなぁ…
と思ったことを素直にまとめたブログです。
宣材写真の衣装は自分で用意するの?
宣材写真を撮るときに衣装は自分で用意しなきゃいけないの?と驚かれることも。
事務所によっては、衣装を用意してくれるところもありますが、多くの事務所が衣装は自前なことがほとんど。
私も毎年宣材写真を撮り直すたびに衣装を自分で用意してました。
宣材写真はHPに載ったり、コンポジットのメイン写真になる重要な写真。
宣材写真で仕事が決まると言っても過言ではありません。
あなたの魅力をより見せるために衣装は非常に重要。
宣材写真の衣装を決める際にぜひ参考にしたいサイトと鉄板コーディネートをご紹介します。
衣装を決める際に参考にしたいサイト
衣装は自分の好きな服装だけで決めていくと結構危険。
実際に着てかわいいな~と思った洋服が、写真だと意外と映えなかったり。
洋服の主張が激しすぎて、宣材写真には不向きだったり。
まずはご紹介するサイトを参考にしてみることをオススメします。
活躍している同世代モデルの事務所HP
モデル(芸能)事務所のHPでは、宣材写真やコンポジットを見ることが出来ます。
「この雰囲気好きだな」とか「この写真脚が長く見えるな」とか。
たくさん見比べると、どんな衣装がいいのかが見えてきます。
スクショでもいいから写真をストックしておくと、いざ衣装買うときにとても役に立ちます♪
ユニクロのスタイリングブック
ユニクロのHPで展開している「STYLING BOOK」というのをご存知でしょうか。
ユニクロ商品でコーディネートした写真がずらーっと見れます。
雑誌のコーディネートってかわいいんですが、凝りすぎて宣材写真には向いてない。
その点、STYLING BOOKはシンプルで、宣材写真のスタイリング参考にはぴったり!
気になる洋服はそのままユニクロで買えちゃうってのがいいですよね。
色の組み合わせに悩んだ時にも参考にしてます。
最低3コーディネートは用意する
宣材写真を撮る時に「自分で衣装持ってきてね」と言われた場合。
最低3コーディネートは持っていきましょう。
以前、新人モデルの宣材撮影をお手伝いしたときに、1コーディネートしか持ってきてない子がいました。
衣装で変化が出せないため、ヘアメイクや撮り方を変えて撮影しましたが、やっぱり似た雰囲気になってしまいます。
上半身カットと全身カットで最低2コーディネート+アナザーカットの1コーディネート。
スタイルがはっきり分かるコーディネートが基本。
もし迷った場合は全部のアイテム持っていくのがいいです。
撮影現場で事務所スタッフやカメラマンさんと相談しながら決められるし、後から「こっちの衣装も持っていけばよかったな…」と後悔せずに済みます。
鉄板コーデ① 白系ワンピース
どこの事務所のHPを見ても、着用率高めな白系ワンピース。
顔も明るく見えるし、一枚あれば間違いないです。
- 首がつまりすぎていないもの
- スカートが広がりすぎないもの
- ビジューやパールなど飾りがついていないもの
がオススメです。
首がつまっていると顔が大きく見えがち。デコルテを見せた方が、すっきりした印象になりますよ。
スカートが広がりすぎるのもNG。下半身が太く見えやすいです。フワッと動くやわらかめの素材がオススメ。
ビジューやパールがついていると、そっちに目が行ってしまいます(特にアップの写真ではNG)逆に素人っぽく見えてしまうし、何も飾りがついていないシンプルなものがGOOD。
このワンピースなんかピッタリ。
ベルトでウエストマークも出来るし、清楚な雰囲気で外れナシ!
この上品なワンピースもいいですね!
ウエストマークでスタイルが良く見えます。20~30代のモデルにおすすめ。
二の腕が気になる方は半袖ワンピースや七分袖もオススメ。
鉄板コーデ② シンプルT+デニムスタイル
これも宣材写真定番のスタイル。ワンピースと合わせて、揃えておきたい鉄板コーデです。
おすすめデニム&デニムに合わせたいトップスをご紹介します。
おすすめデニム
体型によっておすすめデニムが異なります。
- ダメージはNG
- 薄すぎる色は避ける
- 腰幅が細めな方はスキニー
- 下半身にボリュームがある場合はテーパードorストレート
宣材写真の基本はスタイルが見えること。
スキニーデニムはすっきり見えて間違いないです。ただ、骨盤がしっかりしてるタイプは、予想以上に脚が太く見えてしまう可能性が…
その場合は、
テーパードデニムやストレートデニムがおすすめ。
下半身どっしりタイプは、こちらの方がスキニーよりもすっきり見えます。
ちなみに私も下半身どっしりタイプなので、宣材写真はテーパードデニムで撮っていました。
デニムに合わせたいトップス
宣材写真をデニムスタイルで撮るときは、トップスはシンプルなものを合わせます。
上のトップスのように白は間違いないです。
爽やかで、誰にでも似合う黄金コーディネートです。
ワンピースが白なので、明るいトップスだと変化が出ていい感じ♪
写真を見た時に目線が柄に行ってしまうので、柄物はできれば避けた方がベター。
鉄板コーデ③ ショートパンツorミニスカート
宣材写真では、脚がきちんと見えるコーディネートも1つ入れておきましょう。
ショートパンツにシャツの組み合わせも、爽やかで宣材写真にぴったり。
ショートパンツだと幅広い年齢層いけますね!
10代、20代はミニスカートもおすすめ!
トップスはデニムスタイルの時と同じく、シンプルなシャツやブラウスがすっきり見えていいですね♪
シューズはパンプス、サンダルがあればOK
宣材写真を撮るうえで、意外と見落としがちなのがシューズ。
パンプスはシンプルなピンヒールのものが使いやすいです。
ヒールは7〜9.5cmくらいがベスト。
このパンプスだとウォーキングにも使えるので、ブラックのパンプスは一足あるとめちゃくちゃ便利!
パンツスタイルはサンダルもおすすめ。
肌が少し見えることで抜け感がでて、コーディネートのバランスが良くなります。
サンダルで足先が見えることで、いいバランスでまとまりますね。
「これを履こう!」と思っていざ宣材撮影すると、意外と靴が浮いて見えたりすることも。
鏡で合わせながら、全体のバランスを見つつコーディネートすると決まりやすいですよ。
まとめ
今回は「宣材写真を撮る時の服装」についてご紹介しました。
自分の名刺代わりになる宣材写真。
宣材写真だけで仕事が決まる時もあります。
色んなモデル事務所の宣材写真を研究して、鉄板コーデを揃えれば、今よりずっといい宣材写真が撮れること間違いなし!
このページが夢のお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。