モデルになるには?

モデル事務所に応募書類を送る時のポイント【9割は写真で決まる】

事務所に応募したい!
応募書類ってどうやって書いたらいいのかな?

今回はモデル事務所や雑誌に応募書類を送る時のポイントについてご紹介します。

応募書類の大事なポイントをしっかり押さえれば、合格率もグーンとアップします。

事務所に応募しようと思っている方、なかなか書類が通らず悩んでいる方には必見の内容です!

この記事を書いている私は、元々プロのモデルとして活動していました。

プロフィール

モデルになりたいと思った10代後半。誰もモデルになる方法を教えてくれる人はいませんでした。

色々失敗しながら、何とかプロのモデルとして活動できるようになりました。

自分がモデルを始める時にこれを知っていたら、もっと苦労せず活動できたなぁ・・・

と思ったことを素直にまとめたブログです。

応募書類は写真で9割決まる

オーディション用紙の書き方

事務所や雑誌のオーディションに必要な応募書類やオーディション用紙。最近はHPから申し込めるところも増えてきました。

HPから応募する場合も、郵送する場合も一番大事なのは写真

写真が合否の9割を決める

といっても過言ではありません。モデルというお仕事は、自分が商品です。

ちょっと例を挙げます。

通販サイトで「スカート欲しいなー」と思って探してる時に、スカートの写真がボケていたり、暗かったり、修正しすぎてツルツルになっていたりしたら

「このスカート実際どうなの?」と思いませんか。あんまり買いたいとは思わないですよね。

モデルの応募書類もまさに同じこと!スカート=自分。

モデルという商品になる、あなたの写真がきちんと撮られていなければ書類審査を通過することは難しいです。

モデルの応募写真では、基本的にバストアップ写真1枚と全身写真1枚が必要です。

応募写真に大切なポイントは

応募写真に大切なポイント
  1. 顔やスタイルがはっきりと分かる
  2. 自撮りではなく人に撮ってもらう
  3. 美肌アプリなどで修正しない
  4. 明るい場所で撮る
  5. スタイルの分かる服装

の5つのポイントです。この5点を守った写真を撮れば、合格率もグーンとUPしますよ。

顔やスタイルがはっきりと分かる写真

オーディション用紙の書き方

モデルの応募書類で大事な写真。事務所が見たいのは、あなたのそのままの姿です。

顔が髪で隠れていたり、ゆるっとしたマキシ丈のワンピースなどでは、あなたがどういう人なのかが伝わりにくいですよね。

体型をあまり隠すような服装は、それだけでスルーされてしまう可能性も。

腕まわりやウエスト、脚など体のラインがわかるような、なるべくすっきりした服装で撮影したほうが好印象ですよ。

自撮りではなく人に撮ってもらう

オーディション用紙の書き方

確かに自撮りのほうが、自分のベストな角度で撮れるし盛れます。ですが、自撮りだと顔のパーツのバランスや印象も全く違うものになってしまいます。

自撮りなだけで書類選考から外されてしまう可能性も。

セルフタイマーで撮ることも出来ますが、しっかり正面撮影の写真を撮るためには、人に撮ってもらうことをオススメします。

美肌アプリで修正しない

オーディション用紙の書き方

事務所が応募書類で見たいのは、あなたのそのままの姿です。

美肌アプリを使えばかわいくなりますが、審査員はあなたの本当の姿がわからないので困ってしまいます。

実際あったら別人だった…というのは印象も良くないです。「加工写真はNG」と断っている場合がほとんどです。写真の時点で審査対象から外されちゃうので注意!

明るい場所で撮る

オーディション用紙の書き方

写真はとにかく明るい方が好印象です。

家の中で撮るよりは、緑の多い公園や、白い壁の前で撮ると綺麗に撮れます。

逆に背景がごちゃごちゃしていると本人に目が行きづらいので、人が多い街中で撮るのはオススメしません。

スタイルの分かる服装

オーディション用紙の書き方

モデル事務所や雑誌オーディションの応募書類の写真は、スタイルがよく分かる服装で撮るのが基本です。

ベーシックな白Tにデニムや、シンプルなワンピース。

トップスに白を持ってくると顔が明るく見えて◎。逆に黒は顔が暗く見えるので出来れば避けたほうが無難。

スタイルに自信がない・・・という方は、自信がないパーツを隠し、自信があるパーツを出していくのがいいです。

ちなみに私はおしりが大きいのが悩みでした。

スキニーだとおしりが大きく見えすぎるので、Aラインのスカートでおしり辺りは隠しウエストと足首を強調していましたよ。

書類に空欄を作らない

オーディション用紙の書き方

モデル事務所や雑誌オーディションの応募書類は「自分の説明書」です

就職やアルバイト用の履歴書と違い、個性が出せるなら書き方は基本一切自由。

審査員が見ているのは内容だけではありません。送り方や文字、空欄の有無見ています。

決められた書類が足りなかったり、締め切りに間に合わないのは、まず書類を見てもらえない可能性大です。

空欄があるとあんまりやる気がないのかな・・・という印象を与えてしまいます。用紙いっぱいに丁寧な字で、自分の思いを詰め込むと、熱意が伝わり高ポイントですよ。

郵送ならオーディション用履歴書がおすすめ

オーディション用紙の書き方

郵送で送る場合は、普通の一般的な履歴書でもいいですが、オーディション用の履歴書がおすすめです。

オーディションの場合、スリーサイズや趣味・特技、応募理由を書きます。

一般的な履歴書だとその爛が無いので、自分で作らなくてはなりません。

ですが、オーディション用応募用紙だと、必要な情報を書く爛が全て揃えてあるので、とても書きやすいです。

それがこちら。

私が事務所に応募したときには、こんな便利なモノは無かったので、これを見た時「めちゃくちゃ便利だなー!」と思いました。

お手軽なのもいいですね。普通の履歴書に苦労して書くより、早く綺麗な履歴書が完成すると思います。

WEBで応募する時も、オーディション応募用紙に一度書いておけば、送る内容がまとまってスムーズに送れそうです。

趣味・特技は何を書いてもOK!

オーディション用紙の書き方

モデル事務所や雑誌オーディションの応募書類は「自分の説明書

初めてあなたを見る審査員に、自分をアピールするために重要なのが「趣味・特技」です。

趣味・特技は好きなことなら何を書いても大丈夫です。部活をやっているなら部活のことでも、習い事のことでも。

マンガを読むこと、ゲームをすることなど何でもOK。これは書いちゃダメというものはありません。実際面接で聞かれた時に、自分が楽しく話せる内容がいいですね。

「どうしても思い浮かばない・・・」という場合は、好きなモデルさんや女優さんを参考にすると思い浮かびやすいですよ。

志望動機・自己PR

オーディション用紙の書き方

志望動機・自己PRは写真の次に見られる可能性が高いポイント。

  • どうしてモデルになりたいのか
  • モデルになったらどんな仕事をしたいのか
  • モデルになりたいと思うきっかけになった作品(雑誌)や好きな芸能人

この3点を具体的に書くことが大事です。「頑張ります」や「根性はあります」といったことはほぼ全員が書いてくる内容なので、とにかく具体的に書くこと。具体的に書くと審査員もあなたの雰囲気をイメージしやすく、「会ってみたいな」と思ってもらいやすくなります。

【記入例】私がオーディション用紙を書くとしたら

オーディション用紙の書き方

ということで、実際に書いてみました。

  • 名前:ヤマグチネコ 18歳
  • 趣味:お菓子を作ること、ライブに行くこと
  • 特技:学生時代にやっていたバスケットボール
  • 志望動機・自己PR:

小さな頃から洋服が好きで、家で姉と一緒にファッションショーをしていました。

いつかモデルになれたらいいなと思っていましたが、高校が厳しく今までは応募が出来ませんでした。高校を卒業したので、夢のモデルになるために地元の福岡から上京してきました。

普段はnon-noを愛読しています。とにかくよく笑うねと周りからは言われます

将来は、佐藤栞里さんのように、笑顔が素敵な雑誌モデルを目指しています。

バスケの経験を生かしてスポーツ系のモデルにも挑戦したいです。モデルとして活躍し、将来は「福岡出身のモデルといえばヤマグチネコ」と言われるようなモデルになりたいです。

いかがしょうか?

具体的に書くと審査員側もイメージがしやすいですね。

まとめ

モデルになる外見条件

モデル事務所や雑誌オーディションの応募書類の書き方写真書類に分けてご紹介しました。

事務所や雑誌のオーディションには何百通の応募用紙が届きます。その中でまず見られるのが「写真

写真で気になった子の書類を読むという流れです。

なのでまずは、焦って適当な写真を送るのではなく、きちんとした写真を撮って送ることをオススメします。

私も最初に事務所に送った時は、家の中で撮ったかなり暗い写真でした。全然書類が通りませんでしたが、その後、外の白い壁の前で取り直したところ、一気に3社から書類通過の電話がかかってきたことがありました。

このページが夢のお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ヤマグチ ネコ
プロモデルとして、雑誌からショーに至るまで約10年活動。現在は芸能事務所で新人レッスンを行いながら、フリーライターとしても活動中。 トレーニングと美味しいコーヒーをこよなく愛するアラサー。
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