だけど・・・お仕事ってどうやってもらえるのかな?
今回はモデルの仕事をGETする方法についてご紹介します。
- 事務所に受かったけど、どうやって仕事ができるの?
- 専属オーディション以外で雑誌モデルにはどうやってなるの?
のような素朴な疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、元々プロのモデルとして活動していました。
- プロのモデルとして約10年間活動
- 日本モデルエージェンシー協会のモデル事務所に所属していた
- 現在は芸能事務所で新人モデルの指導を行う
モデルになりたいと思った10代。誰もモデルになる方法を教えてくれる人はいませんでした。
色々失敗しながら、何とかプロのモデルとして活動できるようになりました。
自分がモデルを始める時にこれを知っていたら、もっと苦労せず活動できたなぁ…
と思ったことを素直にまとめたブログです。
モデルの仕事をGETするまで
モデルの仕事は主に
- オーディションを受ける
- 顔見せ(モデル面接)に行く
の2種類でGETしていきます。
「事務所が仕事をもってきてくれるんじゃないの?」と思ったかもしれません。
確かに、事務所が仕事を持ってきてくれる場合もあります。
しかし、モデルの世界では、多くの仕事が「オーディション」と「顔見せ(モデル面接)」で決まります。それぞれご紹介していきます。
オーディションを受ける
そうです。
新人モデルはオーディションからスタートです。
テレビで活躍するモデルさんも、新人モデル時代はオーディションをたくさん受けていました。
オーディションの流れについて詳しくご紹介します。
オーディションに呼ばれるまで
オーディションに呼ばれるまでの流れをざっと説明しますね。
まず、お菓子メーカーのA社が新商品のグミを発売したとします。
という話が出てきました。
すると、広告代理店という、企業の代わりに広告を作るための会社が、
学生がターゲットなので、学校をテーマに企画しました!
爽やかで、10代で制服が似合う人をお願いします。
広告代理店がテレビコマーシャルを企画。
学校をテーマにするため、学生役で何人か登場することになりました。
学生役を集めるのはキャスティング会社です。キャスティング会社とは、広告に合うタレントやモデルをピックアップしてくる会社です。
モデル事務所に募集をかけます。
キャスティング会社は、企画に合いそうなモデル事務所に声をかけます。
モデル事務所は、企画に合うモデルの資料を用意し、キャスティング会社に送ります。
特に、新人モデルのnekoちゃんは企画にぴったりだと思います。
無事、新人モデルnekoはキャスティング会社にオーディションに呼ばれました。
という流れです。
まとめると・・・
- 企業が新商品の広告を出すことを決める
- 広告代理店が広告の企画(CM)を作る
- キャスティング会社が、モデル事務所にオーディションの案内をする
- 事務所が、CMに合いそうなモデルの資料をキャスティング会社に送る
- 書類が通過した人のみオーディションを受けられる
という流れです。
CMを例に挙げましたが、他の仕事も同じようにオーディションを受けていきます。
オーディションに呼ばれたら
オーディションはギリギリに呼ばれることが結構あります。遅いと前日の夜に
なんて言われることも。
「予定入れちゃった…!」なんてことになったら大変。スケジュールについては事務所としっかり連絡を取ることが大切です。
オーディションに呼ばれたら、所属事務所から場所と日時を伝えられます。
最低でも10分前には到着するようにします。
時間を守れないと、仕事もルーズな子なのかなという印象を与える可能性も。場所が分からない場合は余裕をもって行動することが重要です。
持ち物は、オーディション内容によって異なりますが、基本は
- ブック
- 9~11cmヒールパンプス
です。「ブックってなに?パンプスは何を選んだらいいの?」という方は、ぜひこちらのお記事をご覧ください。
http://yamaguchineko.com/model/how-to/goods/
顔見せ(モデル面接)に行く
「顔見せ」とはお仕事をする相手先に、ご挨拶に行くことです。
特に雑誌モデルは、編集部への「顔見せ」で決まることがほとんどです。
事務所所属後、雑誌モデルとして活動したいのであれば、「顔見せ」は大きなチャンスです。
顔見せ(モデル面接)の流れ
雑誌「YAMANEKO」編集部への「顔見せ」を例に説明します。
顔見せをお願いします。
事務所が、編集部に顔見せの約束をお願いしています。
では、23日の14:00にいらしてください。
無事、雑誌「YAMANEKO」編集部への顔見せが決まりました。
気に入ってもらえたら専属モデルの可能性もありますよ!
編集部に行ったら、最初の2,3分が勝負!多くの編集部で「ブック」を見られます。
ブックとは、今まで撮った仕事写真や作品撮り写真を集めたファイルです。モデルにとって第二の顔とも言える「ブック」の詳細はこちらです。
http://yamaguchineko.com/model/how-to/goods/
編集部はとても忙しいため、なかなか「顔見せ」の約束を取り付けることができません。同じ編集部への顔見せは1回きりのチャンスです。
直前になって「もっと肌ケアしておけば良かった」「雑誌の研究しておくべきだった…」など後悔のないようしっかり準備していきましょう。
顔見せでは、雑誌の雰囲気に合ったファッションで行くことがポイント。
雑誌の雰囲気から離れすぎてしまうと、雑誌に載った時のイメージが出来ません。
しかし、雰囲気を気にしすぎて、自分らしさが無くなるのはNO。
雑誌モデルは、読者にとって「こういう風になりたい」という憧れの存在です。
編集部では、
- どんなモデルになりたいか
- 雑誌に載ったらどういう企画に出たいか
など具体的なイメージを伝えることが重要です。
まとめ
モデルの仕事をGETする方法を「オーディションを受ける」「顔見せ(モデル面接)に行く」の2種類に分けてご紹介しました。
ここまでのお話で、お気付きになりましたか?
どちらの方法も
”自分”という商品を売り込む”営業”
なのです。
事務所も、あなたを売るために一生懸命売り込んでくれますが、最後は自分自身の”営業力”にかかっています。
自分の良さは?
他のモデルに負けないところは何だろう?
自分という商品をたくさんアピール出来れば、チャンスも大きく広がります!
このページが夢のお役に立てたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。