モデルになるには?

プロのモデルになれる条件【外見篇-身長・体重・表情-】

モデルになりたい!モデルを仕事にしたい!
モデルになる条件って何があるのかな?

今回はモデルになるための条件-外見篇-をお話します。外見で大切なのは、身長が高いこと?顔が整っていること?それだけではありません。仕事の種類によって求められるものは変わってきます。

この記事を書いている私は、元々プロのモデルとして活動していました。

プロフィール

モデルになりたいと思った10代。誰もモデルになる方法を教えてくれる人はいませんでした。

色々失敗しながら、何とかプロのモデルとして活動できるようになりました。

自分がモデルを始める時にこれを知っていたら、もっと苦労せず活動できたなぁ… と思ったことを素直にまとめたブログです。

モデルの外見条件で大事な3つのポイント

モデルの外見1

モデルの外見条件で大事なのは

  • 身長
  • 体重
  • 顔立ち・表情

の3点です。それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

身長

モデルの外見

本格的なファッションのショーモデルになると174cm〜がほとんど。パリコレや東コレにでるようないわゆる”ショーモデル”といわれる部類。

とにかく顔がちいさく、足が長いと有利です。冨永愛さんはまさにそうですよね。

雑誌やカタログを見ていると165〜172cm位のモデルが多い印象。これくらいの身長だと、CM、雑誌、ショーとオールマイティに仕事ができます。

身長がそんなに高くない…という方も安心してください。

モデルには様々な仕事の種類があります。美容系のビューティモデルなら、バストアップ撮影がほとんどなので身長は関係ありません。

http://yamaguchineko.com/work-type/

CMで活躍する知り合いのモデルは160cmでした。雑誌モデルでは150cm代のSサイズモデルも増えてきています。

今は「親しみやすさ」を求められる仕事も多いので、逆に小さいことが強みになることもあります。

送りたい事務所に身長制限がない場合は、身長は気にせず、どんどん応募しちゃいましょう!

体重

モデルになる外見条件

体重は何キロ以下まで!という決まりはありません。


モデルは、洋服を一番美しく見せることが仕事。同じ体重でも筋肉がついてしっかり締まった体と、筋肉がないたるんだ体では印象は全く違いますよね。

細すぎるのも洋服が綺麗に見えないし、太くても洋服の良さを引き出すことができません。

ちょうどいいバランスが大切。

しかし実際にオーディションで体重が理由で落とされることも。私も事務所に「あと3㎏痩せてから来なさい」と怒られたことがあります。

骨格や顔は自分だけの力ではどうにもならないところがありますが、体重は自分自身でコントロールできる部分。

適性体重は
身長(m)✖️身長(m)✖️BMI指数
で計算します。

プロのモデルの目安としてはBMI17.5〜18くらいがベストじゃないかな。

なので、

モデルが考えるモデルの適正体重

身長(m)✖️身長(m)✖️17.5
もしくは
身長(m)✖️身長(m)✖️18

で出た数字が適性体重くらいということになります。

ちなみに、モデル体重で調べるBMI17と出てくるところもありますが、17だとかなり細い印象なので、BMI17.5〜18として身長別に算出してみました。

155cm42~43.5kg165cm47.5~49kg
156cm42.5~44kg166cm48~49.5kg
157cm43~44.5kg167cm49~50.5kg
158cm43.5~45kg168cm49.5~51kg
159cm44~45.5kg169cm50~51.5kg
160cm44.5~46kg170cm50.5~52kg
161cm45~46.5kg171cm51~52.5kg
162cm46~47.5kg172cm51.5~53kg
163cm46.5~48kg173cm52.5~54kg
164cm47~48.5kg174cm53~54.5kg


必ずしも「この体重の範囲内でなくてはいけない」ということでは決してないです。
同じ体重でも、骨格や筋肉のつき方、印象は全然違います。


「元モデルが考える、モデルのベスト体重はこれくらい」ということで参考程度に見てください。

顔立ち・表情

モデルの外見

モデルにとって顔立ちも大事な要素です。ここで大切なのが

「顔が整っている=仕事が決まる売れっ子モデル」ではない

ということ。

必ずしも”ぱっちり二重で鼻筋の通った顔”が良いという訳ではないのです。

大事なのは自分という”商品”をよく知ることです。

商品(=自分)を売るためには、まず商品のことをよく知らないといけないですよね。

例えば、メイク売り場に新商品の口紅を買いに行ったとします。

販売員さんに「この口紅どうですか?」と尋ねて「うーん…多分いいと思いますよ」みたいな曖昧な答えだったら、ほんとに良いのかな?と不安になりますよね。

「この口紅はとにかく発色が良いです。今トレンドのカラーで大人気ですよ!」

みたいな説明をされたら商品に興味を持ちませんか?

まさに商品の口紅=モデルとしての自分

ということになります。

なので、まずは自分という商品を知ることが大切。

目はどんな形?鼻は?おでこの広さは?かわいらしい顔立ち?キリっとした顔立ち?

じっくり鏡と向き合ってみましょう!

目が細く、エキゾチックで個性的な顔立ち

モデルになる外見条件

いわゆる「フォトジェニック」な顔立ち。とっても写真映えします。ヘアメイクさんやカメラマンさんに好まれがちですね。アーティスティックな作品を作るときにハマるモデルです。

海外アーティストにも好まれる傾向にあります。ショーモデルにも向いてます。ハイファッション(高級ブランドの服)にもぴったり。友人のモデルで、一重でスッと引いたような印象的な目をした子は、エキゾチックな雰囲気を持っていて、たくさんのデザイナーに気に入られてましたよ。

いわゆる「かわいらしい」雰囲気の顔立ち

モデルの外見

かわいらしい雰囲気のモデルは、本人の個性が目立ちすぎないので、商品を見せるのに一番適したモデルではないでしょうか。

街中にいそうな、リアルな雰囲気が出ます。カップル設定でも、友達設定でもハマる雰囲気。

広告やカタログ、WEBなどオールマイティにこなせるモデルです。とっても”使いやすい”モデルとも言えますね。

表情豊かなモデルが好まれる

モデルの外見

表情もモデルにとって大事なポイント。どんなに美しくても、表情が能面のようでは自分の良さを引き出すことは出来ません。

私が教えるレッスン生で「自分の笑う顔が嫌い」という新人モデルの子がいます。理由を聞いたら「美肌アプリの決め顔が自分の顔だと思うから」と。

これ今めっちゃ多いんです。

「この角度で、この表情が一番盛れるんです!」と言っても。いざ仕事をすると、その盛れる角度だけで撮ってくれません。様々な角度で、表情もどんどん違うものを求められます。

プロモデルとしてやっていくのであれば、”アプリで修正された顔”じゃなくて、そのままの自分の素材を生かす表情の作り方を勉強した方が、必ず良いモデルになれるよとアドバイスしました。

初めたばかりで、カメラの前に立つことはとっても緊張します。緊張でガチガチに固まってひきつった顔になってしまうこともしばしば…

だからこそ、普段から表情筋をたくさん動かして、いつでも素敵な笑顔が作れる練習をしておくのがオススメ!

まとめ

モデルの外見

様々お話してきましたが、モデルの見た目で一番大切なことは

自分の外見を認め、自信をもつこと

です。美しくなるための努力を欠かさないこと。そして自分の外見をもっともっと好きになること。

プロモデルは素材が勝負です。自分という商品を最大限アピールしていきましょう!

 

このページが夢のお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ヤマグチ ネコ
プロモデルとして、雑誌からショーに至るまで約10年活動。現在は芸能事務所で新人レッスンを行いながら、フリーライターとしても活動中。 トレーニングと美味しいコーヒーをこよなく愛するアラサー。
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